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安楽律僧として [極楽寺]

 極楽寺は、天台宗の中でも伝統法流である、安楽律法流に属しています。
 安楽律法流は、江戸後期に起こった天台信仰の改革運動で、行き過ぎた大乗戒の破戒行為を戒め、仏教の基本である戒律に重きを置いているところに特徴があります。特に明治以降安楽律から多くの高僧を排出しました。

 今回、安楽律法流寺院である極楽寺の住職になるにあたり、礼拝の基本である、三千仏礼拝行を遂行するようにとのご指導を頂きました。三千仏礼拝行とは、過去・現在・未来の三千の仏一人一人に五体当地の礼拝をする修行です。天台宗僧侶になるためには、僧侶養成所である行院で一度は必ず遂行する修行です。現在は三日に分けて行っていますが当時は一日まるまるで行っていたと聞いております。天台宗僧侶の基本信行としてそれを行院の修行に組み入れたのは、祖師にあたる叡南祖賢和尚だそうです。行院卒業後は二度経験しない修行と思っておりましたが、まさか今することになるとはと驚いております。現在の生活上一日・三日で遂行するのは難しいため、お許しを頂いて、5月から一日百礼拝を心がけ、30日をかけて行う予定です。そして満行後に八斎戒を受戒し、晴れて安楽律僧になります。この三千仏礼拝行を真心込めて始め、極楽寺の復興ならびに檀信徒・衆生の幸せのために祈りたいと思います。

合掌


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寺が見えない! [極楽寺]

 昨年9月、師僧に命ぜられた極楽寺の復興。
早速京都の帰りに寄ってみました。
その現前には想像を絶する姿がありました。

ジャングルの寺.JPG
 本堂です。
後日わかったのですが、正面と思っていた本堂は、本堂右面で、正面は左側になります。

参道が見えない.JPG
 15メートル程度の参道です。
奥に本堂に通じる山門があります。
参道も山門もまったく雑草と蔓に覆われ見えません。

 金剛座寺、乳熊寺復興にチャレンジした「ようしやるぞ!」という気持ちと共に、「これを復興することができるのだろうか・・・」という気持ちが交差します。
余りにも手がつけられない状態で草刈だけでも最低2年は必要と、覚悟したのでした。


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新しいお寺。 [極楽寺]

 昨年9月、師僧にご挨拶にお伺いしたところ、無住であった津市久居元町にある「極楽寺」を復興するようにとの命をうけ、新たなお寺を受け持つことになりました。
 極楽寺は、久居の大庄屋であった信藤家の菩提寺として建立された私寺で、天台宗の中でも安楽律法流に属するお寺です。
しかし戦後のあたりから、無住で荒廃の進むままになってしまい、境内は竹林雑草が覆ってジャングルと化し、本堂は屋根が崩れて半分穴があき、廃寺寸前ではなく廃寺同然の状態でした。

しかし、み仏さまの大いなるご加護でこの半年弱に間に復興の道ができつつあります。
金剛座寺、乳熊寺同様、このお寺も復興の道を歩んでいけそうです。
皆さまのご支援・ご協力の程お願いいたします。

合掌 金剛座寺住職


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