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11月6日 終庚申 [乳熊寺]

 本日11月6日は、終庚申で乳熊寺で、庚申供養をさせていただきました。
庚申は年6回あるのですが、今日が最後の庚申日です。参会者と祈祷供養後、
10時までいろいろと楽しく談笑しました。

 来年の庚申は一回多くあり7回あります。
  初庚申 1月5日  
  二庚申 3月6日   
  三庚申 5月5日  
  四庚申 7月4日   
  五庚申 9月2日  
  六庚申 11月1日  
  終庚申 12月31日
よろしく、お願いします。

合掌 住職


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六十六部供養塔 [乳熊寺]

乳熊寺境内には二体の地蔵像が安置されております。
二体とも時代を経て、傾いてしまっているのでいつか修正しようと思っております。

 さて、以前本堂前にある地蔵尊の石台に「大乗妙典」という刻字が読めました。
埋経信仰を知っておりましたので、その仏塔である地蔵像かなと推論しておりました。

 今日、たまたま郷土資料館で開かれていた展示会に行き、スタッフが持っていた石仏ハンドブックをパラパラとめくってみるうちに、この地蔵尊の正体がわかりました。
六十六部供養塔の項目に説明がありました。
この供養塔には『「廻国」「六十六部」「大乗妙典」などの文字があれば 六十六部供養塔と断定できる』 「上部を地蔵坐像とする場合が多い」という説明がありました。
これかも知れないと仕事後、再度刻字を確認しにいくと、「大乗妙典」の横に「六十六部」「日本回国」と読むことができ、この地蔵像は六十六部供養塔であることが断定できました。

 六十六部供養塔は、当時、鎌倉時代の日本六十六カ国の寺社を巡礼納経する信仰で、末法の間弥勒仏の出現までお経を分散保管しつたえる埋経信仰であることがわかりました。
そして結願に当たって立てられる供養塔であることから、乳熊寺の僧侶か信者に六十六箇所巡礼をされた方がいらっしゃったということです。
壁面にも刻字がありますので、また機会を見て調べていきたいと思います。

乳熊寺六十六部供養地蔵.jpg


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乳熊寺と真盛上人 [乳熊寺]

射和・相可に布教をされた天台真盛宗の祖真盛上人が乳熊寺と関係する
文献箇所を発見しました。

『眞盛上人往生傳記』(續天全 史傳)

「一。勢州飯野郡中萬郷内。寺脇村乳熊寺觀音堂前有大河。
自彼淵龍燈一箇常參觀音堂(云云)。
 于時明應三年(甲寅)自十月二十一日於射和蓮生寺。
上人始七箇日別時念佛。同二十二日夜。暴風急雨頻時節。
龍燈二箇揚彼淵上。疾如射箭。參蓮生寺庭。
上人法談最中也。自他所能見之。
各各成奇特思語合。彼觀音堂常一燈參也。是二燈也。
彌稱不思議。明日見其跡草木一透悉偃如曵大木。
是則自彼淵大蛇參謁法談場諸人稱美之(云云)。」

 乳熊寺の前の道を射和町に向かっていき国道を越えると天台真盛宗の蓮生寺という
大きな寺があります。ここのお寺の伝説に、真盛上人が説法をしていると、龍燈(火の玉)が
二つ現れ上人の説法に参列したという地域では有名な物語があります。
 その箇所なのですが良く読むと、乳熊寺では毎日龍燈が参拝していたとあり、そして
蓮生寺の二つの龍燈と並べて示されています。龍は両郡橋からみえる龍燈岩から昇った
といわれますが、どうやら龍は日頃は乳熊寺を参じていたことになります。
乳熊寺や真盛上人の説法に参じたということは法華経に帰依していることを表しているのでしょう。

 現在でも龍燈岩は乳熊寺を南に直線で200m櫛田川の真ん中にあり、もともと新両郡橋が架かる位置であったのですが、信仰のある龍燈岩があることで架ける場所をずらしたそうです。


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初庚申 [乳熊寺]

 1月10日は初庚申でした。
乳熊寺で庚申待ちのお籠りをし、21時から不眠の青面金剛供の修法を行いました。
初めての行事でしたので、お参りは一人二人かなと思っておりましたが、13名もの方がお参りに来られました。
庚申供養の記事を夕刊三重新聞さんに載せてもらいましたので、その記事を読んで来られた方もいらっしゃいました。

 まず30分の修法とご祈祷をさせていただきました。
また仕事で遅くこられた地域の青年さんといろいろ町の未来について話し合う機会ともなりました。
夜通し翌朝7時まで青面金剛供を五座行い、ご祈祷いたしました。
暖かい夜でしたが、さすがに朝4時頃は寒く、白い息を吐きながら青面金剛供を行いました。
7時に満行し、朝日にお参りを致しました。
初めての行事でしたが、お陰様で無事に遂行でき、よい経験となりました。ありがとうございました。


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乳熊寺庚申講 [乳熊寺]

明朝7時まで行っております。

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乳熊寺での初めての正月 [乳熊寺]

 乳熊寺では毎年元旦の6時から中万町自治会の役員さんが薪を焚いて正月参りの住民をお迎えし、10時に読経をして終わります。
 中万町の住民は、町内にある乳熊寺を含む四つのお寺と、石前神社をお参りするのが慣わしだそうです。
昨年まで乳熊寺は荒れ果てて中でお参りができないひどい状況でしたが、今年は玄関幕も初めてつけ、堂内で参拝できるようになりました。

また参拝者にはご本尊お札をお配りしました。
このお札は残っていた版木を刷り直してものです。
そして江戸の名産となったちくま味噌の豚汁を振る舞い、参拝にいらした多くの皆様に喜んでいただけました。
 今年は、更に乳熊寺復興に向けて努力精進していきたいと思います。
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玄関幕をつけた乳熊寺。まだ屋根のブルーシートが取れていないのが残念です。


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京都八坂庚申堂 [乳熊寺]

 京都の八坂神社の近く八坂通りに、日本で最初の庚申堂といわれる日本三大庚申の聖地、八坂庚申堂があります。
正式名は金剛寺といい同門の天台宗寺院です。

 乳熊寺のある中万町には庚申講のお参りが今でも続いており、本堂脇に庚申様である青面金剛尊の石仏数体が祀られています。
今年6月に三体を本堂内に安置しご供養しておりましたが、正式な供養法を学び庚申参りを復興させるため、金剛寺奥村住職にご指導をお願いいたしました。
住職は、私の乳熊寺の復興修行、庚申参りの復興の誓願をご覧くださり、快く青面金剛尊のご伝法のご許可をくださりました。

12月21日に金剛寺にお伺いしご伝法の儀式を受けました。
また本寺青面金剛尊のご分霊を賜り、乳熊寺勧請のご許可も賜りました。
また名物のくくり猿のご伝法も賜りました。
くくり猿は他ではみやげ物の一つにもなっていますが、八坂庚申堂で広まったくくり猿は本来は人形(ヒトガタ)のお守りですのでみやげもので売られるような玩具と同じではなく、きちんとした修法と秘密の何かがいります。
業者にお願いするわけにもいかず、現在も住職と奥様が真心込めて手作りしているとのことでした。
何か京都のすばらしさに触れた感じがしました。
くくり猿も八坂庚申堂のご分霊として乳熊寺のお守りでお祀りしていく予定です。

 来年は庚申日は六回ありますが、初庚申は1月10日になります。
前日に乳熊寺のご分霊を安置した後、一晩中篭って不眠で青面金剛尊のご供養を行う予定です。
何回かの庚申日は八坂庚申堂に参堂して庚申参りの修行をさせていただきます。

 青面金剛尊は大変力のある仏さまです。
健康の他に伝戸(伝染)病の守り本尊でもありました。
今年は新型インフルエンザの流行の年でもありますので、人々の幸せと健康を願い庚申修行をさせていただきます。

八坂庚申堂
http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/


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中万町文化祭 [乳熊寺]

11月22日、23日、中馬町の文化祭があり、乳熊寺の住職として不動明王の水墨画を出展しました。

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乳熊寺の災害状況 [乳熊寺]

台風18号で乳熊寺にも被害がでました。
屋根の一部が壊れたのは致し方ないのですが、玄関口にあった銀杏の大木が倒れました。
庫裏側に倒れなかったので破損の被害がでず、幸いでした。
ただ大木の撤去は大変そうです。

今年は伊勢湾台風から50周年でいろんなイベントがありました。
当時、中万町は櫛田川が氾濫し、多くの家が床上浸水となる被害を受けたそうです。
今回の台風18号は伊勢湾台風よりも強い暴風だったそうですが、雨が少なく風台風だったため、倒木が多かったみたいです。

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倒木した銀杏


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天理市「石上神宮」をお参りして参りました。 [乳熊寺]

 8月26日、多気町資料館委員会の研修旅行で、石上神宮(いそのかみじんぐう)にお参りしてきました。
立派な神殿の他に、国宝である摂社出雲建雄神社拝殿があり、そのシンプルな美しさに感動いたしました。
 石上神宮の国宝には七支刀があります。
日本書記によると七支刀は、外交官であった千熊長彦が朝鮮百済王から神功皇后への献上品として携さったものとされています。
その百済外交の功績によって千熊氏に元伊勢の要地が下賜された地が乳熊(千熊)郷の始まりとされています。
後、仏教が広まると中心地に乳熊寺が建立され、中馬・射和の町が発展しました。

乳熊寺のお役をいただいたこの時期に、偶然にも乳熊寺と縁のある神社にお参りをさせていただき不思議で有難い御縁を感じております。

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http://kamnavi.jp/mn/nara/isokami.htm


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