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歴史に関する新資料発見 [金剛座寺の歴史]

大西源一先生の子息であり郷土史家であります大西春海先生より、貴重な昭和26年発行の『三重郷土会会誌26』をお借りすることができ、新しい歴史資料が入手できました。本誌には『佐奈村の金剛座寺と羽豆神社の写経』伊東富太郎著の論文があることを知っておりましたが、資料が古くて少なく図書館にもありません。大西先生の鹿東文庫から見つけていただきました。

愛知県師崎の羽豆神社には古い大般若経写本があるのですが、その中で少なくとも11巻には金剛座寺または関連の銘が入っています。一番古い年代で元徳元年です。西暦でいうと1329年の鎌倉時代になります。金剛座寺は古い歴史を持つものの1640年の良珠上人が入山した中興以前で金剛座寺を特定できる歴史資料がありませんでした。また旧寺名の穴師寺から金剛座寺の改名時がどの時点かわかっておりません。この写経奥書には、金剛座寺の銘がありますので、室町時代の1396年時には金剛座寺として存在していたことが確認できました。また当時の金剛座寺の僧侶名も、「栄珠」「如珠」「盛珠」「覚白」「慶音丸」「栄禅」が登場します。なぜ金剛座寺で書かれた写経本が羽豆神社に奉納されているのか?今後も詳しく調べたいと思います。


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コメント 3

檀家

すばらしい発見です。金剛座寺は鎌倉時代には確実に存在していたのですね。延喜式からはまだかなり年月の差がありますが、穴師寺→金剛座寺の変遷が知りたいところです。
by 檀家 (2007-10-23 21:56) 

renge

官寺でない田舎の小さなお寺が年代を特定できるのは稀です。いろんなところから寺名が登場する可能性がまだあると思っております。
by renge (2007-10-25 11:53) 

檀家

染川師が住職になられたことで、いろいろわかってくるような気がします。観音様がお導きくださっておられると思います。
by 檀家 (2007-10-25 12:40) 

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